…本当にざっくりな説明で申し訳ないです。おもな登場人物はジャン・ヴァルジャン、ファンティーヌ、コゼットの他に、ヴァルジャンを追い続けるジャベール警部、コゼットを預かっていたお金に汚いテナルディエ夫妻、コゼットに思いを寄せるマリウス、そんなマリウスに思いを寄せるテナルディエの娘、エポニーヌなど。1980年パリでミュージカル舞台化されてから、色や形を変え、日本などでも舞台化、映画化されています。世界中から愛され続けている作品です。
| 2012映画版レミゼ |
映画も見に行きました。感動したところを抜粋すると、まず、売春婦に身を落としたファンティーヌが“夢やぶれて”を歌うシーン。汚れてしまい、何もかもを捨てたのに、何故か美しく見えます。それは何故なのでしょうか。儚くも、美しい。消えてしまいそうなのに、消え入ることの無い存在感。私はスクーリーンの中の彼女にのめり込み、心引かれました。好きなシーンをもう一つ抜粋。マリウスに叶わない恋をする、エポニーヌが雨の中の帰り道でオン・マイ・オウンを歌うシーン。とにかく、切ない。とりあえず切なすぎる。ずっと思い続けてきたのに…おい!マリウス!!鈍感すぎるわ!お前えええ!!ぶふぉあっ!ってなりました。でも、どう見ても叶わないんですよね。彼女の表情や歌声に胸を締め付けられました。私は因に、エポニーヌが一番好きです。映画は、全体的に迫力満点で、大げさかもしれないですが役者さんが歌うたびに心臓がグッとスクリーンに引き寄せられる感覚に陥りました。何回でも見たい作品の一つになりました。
| 2013舞台日本版レミゼ |
舞台も、もう一回は生で見てみたいなと思いました。出来れば、近くで表情が見えるところで見てみたいですね…。
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