2013年5月15日水曜日

私の好きな漫画。

今日は自分の好きな漫画家さんを紹介します。

この方…
木多康昭先生です。
私はこの3作しか読んでないのですが、ほかにも出しているのでしょうか?


ではひと作品ずつ紹介します。


まずは一番左、『幕張』です。週刊少年ジャンプで連載してました(1996~)。全9巻。一見野球漫画ですね。野球やってないんですけどね。全くのギャグ。しかも後半からは誰が主人公か分からなくなってしまう上に、一応野球部員という設定をオール無視。まあ、ひどいもんです。でもその分ぶっ飛んでいて誰にも真似できないような独特な世界観、というか、作者の性格が滲み出てます…。ギャグは、ほぼパロディーか下ネタ。(後二作品も同じです…)その当時流行っているものをネタにするので、私達の世代には伝わりにくいかも…。確か、広末涼子さんの全盛期ですね。
奈良茂雄
あと、この作品はえげつないホモネタが特徴ですかね。汚いです。本当に汚いです。そして、この作品に絶対欠かせない存在がいます。彼。奈良茂雄。途中から主人公なのではないかというくらい、彼中心に物事が回ります。奈良の特徴は、主人公(塩田...表紙)の妹、忍(7歳)を本気で狙っているロリコンである上に、おっぱいも大好き。そして、男にも手を出す(確か、一巻の最後の方からいつも一緒にいた塩田を狙っている様子がうかがえる)強者。変態の範疇を凌駕する、ヤバい奴です。この作品は何も考えず、適当に読むことをお勧めします。




次に真ん中、『泣くようぐいす』です。私はこの3作品の中で一番好きですね。週刊少年マガジンで(1999頃から)連載していました。ギャグは基本変わりませんが、なんと!!真面目に野球をしているんです!!しかもかっこいい。主人公は千石うぐいす。絶妙なギャグセンスと通り過ぎる列車の乗客の顔が全て分かるほどの動体視力。そして超人離れした筋力が特徴の天才バッター。才能を過信しているのか、練習している姿は後半の方まで見られないです。というか、野球しているところは、糞少ない。それはそれでギャグシーンと野球時とのギャップが激しくて楽しいのですけど。あとは、主人公のライバル、蘇我の過去話がすばらしいです。「野球がしたい」という強い意志がひしひしと伝わってきます。ザトペック投法という独特な投げ方をします。
蘇我(上)との初めての対決
そのほかにも、良いキャラがいっぱい。中でも、美しいものが大好きな汚い顔の(こん)はいい味を出していました。ギャグでも活躍していましたが、彼は何と言っても『美しすぎるバットコントロール』が特徴。どんな球を投げても全てバケツの中に入れてしまうなど。あとは、うぐいすに憧れて野球部に入った、俊足の岡部。筋トレ大好き女マネージャー、うぐいすのツッコミ担当、御供。等、皆魅力的なんです。……が、しかし!!なんと、7巻で打ち切ってしまうんですね。まあ、木多先生らしい終わり方だとは思いますけど…もうちょっときりのいいところまでやって欲しかったです。



最後に一番右、『喧嘩商売』です。パソコンで描くようになったので、絵が見やすいです。ヤングマガジンで(2005~)連載中です。2010年に第一部が終わって以降長期の休載をしています。また連載開始するとか、しないとか…。この作品は題名の通り喧嘩漫画です。「最強の格闘技は何か?」という始まりが特徴的ですね。バトルシーンはカッコいいです。主人公の佐藤十兵衛はとても頭を使いながら喧嘩をします。その解説や上手くこなしていく姿、その計算を崩された瞬間に感じる盛り上がりがたまりません。どのバトルも良いのですが、その中でも好きな話があります。それは十二巻。十二巻の冒頭の話には感動しました。長くなるのでいいません(笑)。後は、技の金銅が好きです。主人公の師匠の流派の技なんですが、胸元に一発入れて一瞬で敵を落とす技ですね。主人公が習得しきって決まった瞬間はこっちも気持ちいいです。因に、ギャグは相変わらず。今までの作品よりシリアスなシーンが多い分、さらに磨きがかかったようにも感じます。きっと青年向き漫画ですから、好きにしていいところが増えたんじゃないでしょうか?アクション漫画だからと言ってなめてはいけない、読み応えのある作品だと思います。早く連載始まらないかな・・・。


今回は完全に自分の趣味の話をしてしまいました。
また紹介できたらしたいですね。
では。

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