この方…
木多康昭先生です。
私はこの3作しか読んでないのですが、ほかにも出しているのでしょうか?
ではひと作品ずつ紹介します。
| 奈良茂雄 |
次に真ん中、『泣くようぐいす』です。私はこの3作品の中で一番好きですね。週刊少年マガジンで(1999頃から)連載していました。ギャグは基本変わりませんが、なんと!!真面目に野球をしているんです!!しかもかっこいい。主人公は千石うぐいす。絶妙なギャグセンスと通り過ぎる列車の乗客の顔が全て分かるほどの動体視力。そして超人離れした筋力が特徴の天才バッター。才能を過信しているのか、練習している姿は後半の方まで見られないです。というか、野球しているところは、糞少ない。それはそれでギャグシーンと野球時とのギャップが激しくて楽しいのですけど。あとは、主人公のライバル、蘇我の過去話がすばらしいです。「野球がしたい」という強い意志がひしひしと伝わってきます。ザトペック投法という独特な投げ方をします。
| 蘇我(上)との初めての対決 |
最後に一番右、『喧嘩商売』です。パソコンで描くようになったので、絵が見やすいです。ヤングマガジンで(2005~)連載中です。2010年に第一部が終わって以降長期の休載をしています。また連載開始するとか、しないとか…。この作品は題名の通り喧嘩漫画です。「最強の格闘技は何か?」という始まりが特徴的ですね。バトルシーンはカッコいいです。主人公の佐藤十兵衛はとても頭を使いながら喧嘩をします。その解説や上手くこなしていく姿、その計算を崩された瞬間に感じる盛り上がりがたまりません。どのバトルも良いのですが、その中でも好きな話があります。それは十二巻。十二巻の冒頭の話には感動しました。長くなるのでいいません(笑)。後は、技の金銅が好きです。主人公の師匠の流派の技なんですが、胸元に一発入れて一瞬で敵を落とす技ですね。主人公が習得しきって決まった瞬間はこっちも気持ちいいです。因に、ギャグは相変わらず。今までの作品よりシリアスなシーンが多い分、さらに磨きがかかったようにも感じます。きっと青年向き漫画ですから、好きにしていいところが増えたんじゃないでしょうか?アクション漫画だからと言ってなめてはいけない、読み応えのある作品だと思います。早く連載始まらないかな・・・。
今回は完全に自分の趣味の話をしてしまいました。
また紹介できたらしたいですね。
では。
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